FROM:幸せの予約コンサルタント 松浦昌美
あ~、もう17時。今日も1日、終わった~!帰るぞ~!!
そんな開放感の裏に、本当はこんな気持ちが横たわっているのかも・・・
家に帰りたくない。
家では、あなたのこと待ってくれている人がいます。
今日こそは、最後の数人になる前に保育園のお迎えに行ってあげなきゃ・・・
家にはお腹を空かせてテレビを見ながら待っている子どもがいる・・・
萎れてしまった庭の木に今日こそは水やりをしてあげたい・・・
レンチンの料理を一品でも減らしたい・・・
でも、もう少し会社にいて、やり残した書類を仕上げたい、残業したい。
いや、今朝テレビで見た、あのスイーツを買って帰りたい。
本当なら、同期とちょっと一杯して帰りたい。
ほんの一杯のコーヒーを飲んで帰るくらいなら・・・
そう、家に帰りたくない。
こんな気持ちになってことはないでしょうか?
公務員時代の私、よくこんな気持ちに襲われました。
今、ワーママ(ワーキングマザー)の気持ちを、代弁して書きましたが、独身・既婚・男女・子有り無しを問わず、誰しも似たような気持ちを持つようです。
その証拠に、夫は、残業なしの日、まっすぐに帰って来ることはまずありません。今それを買う必要はないやんか!!と突っ込みたくなるような品物で、かつお財布が痛まないもの(例えば、ハンカチとか下着・・・)を買うなど、どこかに寄り道して帰ってきます。
仕事は、やらなければならないという重責を負う一方、慣れ親しんだ安心なパターンでもあります。
もっと言うと
・自分自身と向き合うことを避けるための仕事
・他人と向き合うことを避けるための仕事 ・・・ こんな側面もあります。
私は、常々思っていました。
家で子どもの相手しながら家事をしているよりも、職場で残業している方がよっぽどラク!!
それくらい、時間的にタイトで、想定外のことが多くて、エネルギーを吸い取られる仕事をアフターファイブにしていたということです。
もし、あなたが、一人暮らしだろうと、親と暮らしていようと、主夫・主婦であろうと、共働きであろうと、子育て中であろうと、大切なことがあります。
それは「切り替え」
仕事からプライベートへ
職場から家へ
外から内へ・・・
切り替えをして、外の世界から内の世界につながるまでには、やはり何らかの切り替えが必要です。
「仕事とプライベートとの間にしていることは何ですか?」
読書、テレビ、音楽、運動、掃除、着替え、お酒・コーヒー・・・
ほとんどの人は、少なくとも、朝と夕方の2回(人によっては、3回も4回も必要なのかもしれません)に、無意識に行っていることがあるはずです。
自分が「何」で、切り替えを行っているかに気づくことは重要です。
そして、気づくことと同じくらい重要なことがあります。それは
「その切り替えは効果があるか?」
私のクライアントで「会社への往復にLINEで切り替えを行っています」という女性がいました。
彼女に「LINEで、実際に切り替えはできていますか?」と聞くと「いいえ、もっとLINEしていたいと思ったり、返事が返ってこないことで余計にイライラします」と答えました。
自分の切り替えの効果を意識することができたら、次にすることはこれです。
「さらに良い方法はないか?」
「自分のパフォーマンスを上げるのに完璧な切り替えは何か?」
「自分を待つ家族に最高の状態で会えるための表情はないか?」
など、是非想像してほしいのです。
もちろん、あなただけではなく、あなたの家族も同僚も皆、切り替えをすることが必要で大切です。
周囲の人のニーズにも気づいてあげ、あなたと周囲の人の両方のニーズを満たせるやり方を考えていくことが必要です。
要するに、切り替えには(も)お互いの協力が必要だということです。
忙しい中にも、必ず選択肢が存在します。
これまでのクライアントで、選択肢が一つもなかったという人は一人もいませんでした。
ただし、自分の行動は自分自身で決められるという大原則を忘れなければ…という前提付きで。
想像力を使って、切り替えを自ら行えば、仕事の後のプライベートの時間に仕事の反省をしなくてもいいし、目の前にいないあの人のことを何度も思い出しては腸が煮えくり返る経験をしなくてもいいし、いつまでもいつまでも自己否定をしなくてもよくなります。
切り替えができることで、心を取り戻せる生活が手に入る!
切り替えは、想像力です。
想像力を高めることは段取り上手につながります。
仕事やプライベーとが、後手後手と遅れてしまう場合には、パターンがあります。
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